わっさわさ

セカンドシーズン

顎関節症(mm)

20代になった時くらいから、口を開けると顎がカクカクいうようになって、あまり気にしていなかったんだけど、初夏を迎える頃にとうとう口が開かなくなるくらい顎が痛くなってしまった。

 

年々歯並びが悪くなってきているのも気にしていたので、噛み合わせもあるかもしれないし、歯列矯正するかなあと思いながら歯医者に行った。

 

歯医者さんの先生は、ちょっと熱血タイプで、

いつ会っても「よーし!今日も頑張りましょう!」とか「分からないことはどんどん聞いてください!スッキリさせて帰ってくださいよ!うん!」とか言う割に、サッと来てサッと出て行ってしまうので、いつも質問するタイミングすらない。

 

結局歯医者でマウスピースを作って、

その説明を受けた後、先生はまたいつもの勢いてすぐさま部屋を出て行こうとしたので、「先生!質問です!」と制して先生の動きを止めた。

 

そして、歯列矯正の専門の歯医者を紹介してほしい旨を伝えたら、結局のところは紹介してもらえなかった。

先生の回答は「mmさん、ご結婚されたでしょ!歯列矯正はね、やり始めちゃうと、その間に妊娠しちゃうと大変だから!とにかく先に妊娠ですよ!年齢的にもね、妊娠はとにかく早い方がいい。僕はそう思うんですよ。だから、歯列矯正はね、もっと後でもいつでもできるから!うん!」と言って、去っていってしまった。

 

すごいな、歯医者で年齢や妊娠まで相談していないのに勝手に考慮されるのかと思いながら帰った。

私は妊娠を希望しているので、先生の言うことももっともだなとは思ったけれど、子どもを希望していない夫婦だったら、余計なお世話だよなともちょっと思った。

 

顎の痛みは結局、日にち薬で治っていった。

 

しかし、妊娠のことや不妊のこと、年齢のことって結婚すると突然色んなところから突き付けられる。

ヒラヒラと遊んでいた独身時代が幕を下ろすと、待ってましたとばかりに、早くしないとやばいよ!知らないよ!と突然色んな外野が叫び出すような感じ。

この国の教育でどうかもっと若いうちから知識をつけてくれるといいんだけど。