わっさわさ

セカンドシーズン

限りある命(mm)

休みたいと叫んではいたものの、

今朝は早朝5時半に起きてから、帰宅したのは23時。息つく暇なく1日が終わる。

接客→撮影→

そして、祖母の意識がなくなったと連絡を受け8時間ほど病院にいた。

 

結局は大事に至らなかったものの、

久々に思い出したこの感じ。

親が亡くなったとき、もう1人のおばあちゃんが亡くなったとき、おじいちゃんが亡くなったとき、こうして死の淵を彷徨う姿を何度か見てきたなあと思う。

 

生気のなくなる感じ、

目から光が消えていく感じ、

この世から遠くなっていく感じ。

ロウソクの火を消すみたいに消えてしまう命の光が消えてしまう瞬間に、私はありがたいことにその狭間に三度とも立ち会うことができた。

 

 

おばあちゃんの息子が駆けつけて、

容態が安定してきた時、少し意識の戻ったおばあちゃんは息子を目の当たりにして目に涙を浮かべていた。そして信じられないことに、さっきまで意思表示もできなかったのに、かすかに微笑んだ。

60になっても、70になっても、いつまでも子供は子供なのねえ。

 

やっぱり死は悲しくて怖い。

でも最近は、お空にプカプカもどるのかしら?と思うとそれほど悪いことでもないのかしらと思う。

おばあちゃんは今日意識がない間、どんな夢を見ていたんだろうか。

 

最近は、赤ちゃんを抱かせてね、がすっかり口癖になっていたおばあちゃん。

ひ孫が産まれるまで、どうか生きていてほしい。